古本屋という立場

その本の著者がどのような生い立ちで、どのような性格をしていて、どのような本を書いてきたのか。著者がどんな人物なのかを知ることは、古本買取をする古本屋にとって非常に重要な事柄です。

著者について多くの情報を持っていればいるほど、買い取りをする本がどのような本なのかが容易にわかるでしょう。本の著者はどういうバックグラウンドがあり、師匠は誰で、弟子筋は誰なのか。著者についての知識の量は、古本屋にとっては大事な財産の一つといえるでしょう。その知識によって本が持つ空間的つながりや時間的つながりをつかむことができ、日本文学史の中でどういった立ち位置なのかを知ることができるのです。また、現代社会においてのその本が持つ意味や価値というものを知る取っ掛かりになるかもしれません。

しかし、その本がどういう本なのかというものは不変的なものではありません。本が持つ意味や価値といったものは必ずしも一つに限られるものではないのです。時代の流れとともに変化していくことも少なくありません。出版時に著者や出版社が意図していたものとは異なる文脈で古本買取をして販売したとしても問題はありません。というよりも、時代に合った本の価値を生みだすことが、古本屋の立場であるともいえるでしょう。

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